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壱行詩×10:

勝手に履歴を消した手は既に憑依済で

まだ頑張れそうその声は余りにか細く

帰りの切符はないと知りながら旅立つ

白磁の膚になんとしてでも触れたくて

積み木遊びガラガラと崩れ倒れ狂々と

君からの頼みじゃ拒めない、最終決戦

不覚にも流した涙にみる愛情のかたち

詩の定義は言子成長させる読み手の数

訳も解らず相槌打っていた発狂の季節

心の殻を破る少女は何に転生したのか
壱行詩×10:

腰までの髪をすく仕草を盗み見る愉悦

点描に隠された小さな絵を数える拷問

封を切った手紙に添えられた押し花よ

窒息した魚ばかりを狙うのも戦略だよ

新品の包丁でどう料理してくれようか

山積みにした本に埋もれる書物の魔女

存在しない人物によるコメントの効果

細道を辿った先での出会い頭の出逢い

パーティーマスクすっぽり被って出陣

視線を外した瞬間視界に入った影一つ
壱行詩×10:

不死鳥の囀りでさえ金糸雀には敵わず

鉄骨で出来た夢の中で切り崩した現実

淫雨浴びて恣にした躯を離す筈がない

バットで時間を壊して回る君の素性は

待っていたよと声掛ける主は不在の神

誰よりも哀しくあれよ、だって君は、

国の行く末を案じる王は手遅れと知る

さあ祝え夜を跋扈する者共闇の誕生を

飛び立たとうとする朝に与える赤い傘

とっくに知っててもさも初見のように
壱行詩×10:


蓄積された夢を食べる獏達の巣はどこ

君は最後のダンスを見届ける役目担う

改良した詩の隊列を見送って殲滅した

映画館で隠す涙の原因は君のせいだよ

閃光に眼が眩んだ梟は象牙の塔に篭る

水晶の仮面程見え透いたは顔はないね

無傷で済んだ事故で支払った守護霊様

春色に染めて初音を聴いてお茶飲んで

夜の雪と薄紅の空を恨めしく見上げた

湖面を歩く人ならざる君と溺れる夢を
壱行詩×10:

あらゆる熱傷を乗り越え鎧は固くなる

廃材の海に打ち捨てられた方舟の残骸

溶鉱炉に落ちた命に何も思わぬ人々は

影絵のような日々に辟易しているんだ

芝居を見抜けぬ愚かさを笑って下さい

天井から垂れる水滴で目薬遊びする暇

冷たい血で結晶化する赤い雪の結晶と

詩のアモルファスは?も!も奪ってく

屋上に靴を揃える儀式は本能レベルで

象牙の塔に居座る梟を呼び出すには?
壱行詩×10:

金の櫛ですく髪も輝いて見えたんだよ

俯いた時落とす涙の味は知りたくない

生贄をミントの薫りで誤魔化して捧げ

銀河を翔ける流星を追って燃え尽きる

重篤な病に罹ったらしいけど判別不能

加熱された器に思わず手を引っ込めた

剥がれた化けの皮を食べに来る化物達

拘束衣で檻へ隔離する程畏れた神とは

充血した眼で狩りをしないで怖いから

蝿の卵を産み付ける暇も与えたくない
壱行詩×10:

探偵の哄笑に耐えきれず崖からダイブ

発狂レベルの地震来たら君を救えるか

先端が尖った鉛筆突き付けられて恐怖

通話記録に紛れた幽霊の声は鮮明過ぎ

死を彷彿とさせる災厄に飲まれた僕ら

不死鳥の皮を剥ぎ食べる夢を抱いてる

大草原を駆け抜ける動物達の姿に涙す

容赦ない波飛沫ひとつひとつ傷になる

解決した事件の墓を暴いて何になる?

黒き列の拝礼鎮座する神はきっと君ね
壱行詩×10:

地表に現れる神様に祈りは届くのか?

偶然と言い難い不運の連続黒幕がいる

電子の波に乗って海を行けば島に着く

塩の柱にかつての人の姿思い舐めてる

点滅する信号に操られ彷徨うハメに…

蟲の外殻はむしろ黒煙の闇に似ていた

類似品の並ぶ商店街も結構悪くはない

お菓子の家は夢のまた夢だけどいいね

露出した胸に落ちる青い雫に涙してる

巨大で肉食な植物を増やしてみる冒険
壱行詩×10:

踊る眼球に驚く真っ当なリアクション

集る群衆を掻き分けあの人の元へ行く

壁面に覗く眼と睨めっこして日が暮れ

消えません消えません消えません…?

カラの躯を器にして呼び寄せる魂は君

あの子の面影を残したままで銃口向け

聖典を踏む冒涜的行いを許す神はなし

高らかに掲げる御旗の元にいざ参らん

綺麗に磨くオパールの虹色に騙されて

拭い切れない過ちがいつか縄に変わる
壱行詩×10:

神がそこにいるだけで盲目になれるわ

背中合わせの孤独は合わせ鏡の模倣だ

屑も積もれば山になって月に手が届く

痛みのない物語には嘘が沢山詰まって

どうかこの弱気な祈りさえ届くように

屑の癖に綺麗な屑の星屑は燃え尽きろ

光を知らない魚に眼をあげたら即発狂

錐穿つ剣の猛攻にジャバヲは大口開く

愚痴を詩にするなんてもう終わりだよ

駿馬の背中の翼は星空から貰ったもの
壱行詩×10:

底無沼にハマって尚も悪あがきですか

密かに君に組み込んだ体細胞が牙剥く

突然変異と呼ばれた脚で駆け抜ける!

非公式の盛り上がりに嫉妬しちゃうよ

波を起こした主を知っているから敵対

カラフルな絵の具の飛沫に染めてやれ

墓荒らしも必死なのよ読んで字の如く

粘液に絡めて狩りする女も中にはいる

すみれの花咲く回廊で出遭ってしまう

迂回路の罠仕掛けたのは誰だ出て来い
壱行詩×10:

蝙蝠共の哄笑に立ち向かうは吸血鬼達

地震さえも勇気に変えてしまう君の力

剣の先端に込められた怨念に憑かれて

真夜中の電話ボックスには生首が乗る

通話記録を諳じ逃げる君を戦慄させる

回遊魚の如く患者がさまよう隔離病棟

躊躇う貴方には招待状を送りましょう

容易に死を彷彿とさせる魔のレース!

大衆の前で化けの皮を剥ぎ恥かかせよ

大草原を駆け抜ける馬の幻に涙流した
壱行詩×10:

消えませんよとお祓い中の幽霊は言う

蟹の外殻のような機械人形を修理する

開き始めた瞳孔に映し込みたい情景を

貴方のような類似品にご注意ください

轟音と共に現れた鉄の鳥達が落とす卵

痙攣する手足を切り落として売り払え

異形の君が隣に眠るなんて夢のまた夢

斬首刑に処せられた兵は元々首がない

露出する胸に落ちる火の粉から始まる

植物だと言っても動かない訳じゃない
壱行詩×10:

群衆の狂気から庇って受けた傷を癒す

ずらずら壁面に並べ立てた落書きの群

点滅信号の色に疑問を抱かなかったの

死後何日経ったのか不明の詩人の遺体

10時間待つ間に出来上がる肖像画X

首なし迷惑幽霊の首は探してあげない

少女の裸の写真の撮影者は実在しない

電源を落とされてる間に君の侵入許す

受信した電波を仕分けし詩に気付いた

白い泡を吹いて死んでいた君を抱く罰
壱行詩×10:

漠然と此岸への道標を見出して生還す

絡みつく毛布の中で踊る素足を舐めて

花開くのは死に至る傷口が開く前触れ

偶然を集めに集めて必然を仕立て上げ

包帯の締め付けがカラの胸にも届くよ

波に洗われ削られていく髑髏の叫びは

無垢に染め直したくて穢れを浴びせた

柱に封じられた狐をどうか救い出して

闇の子宮に眠る黒曜石を狙う宝石強盗

鉛色の空から降る雨は水銀の色だった

Affogato

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どうかバックリ開いた胸に響く唄を

17文字の壱行詩を書いています。
壱行詩は後程本館サイトへ。

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