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『ななつのこ - ななつのこ』 加納朋子

「・・・私たちにできることはもうないもの。結局、世の中なんて、うまくいくか、いかないかのどっちかよ。まあ統計学的にみて、五十パーセントはうまくいくわけですよね。四捨五入しちゃえば、十割だわ。」

やるべきことをすべてやり尽くしたと思えたら、これくらい楽観的でいたい。
『少女ファイト』 日本橋ヨヲコ

君はどんな最悪の状況でも考えることをあきらめない
人に合わせるのではなく
人を活かすことができる素晴らしいセッターです
それはバレーを辞めた後でもとても大事なこと
今日はその集大成を見せて下さい

どんなときでも”考える”ことはすごく大事だ。考えて考えて行動したことで自分のまわりを活性化できるのならば、素晴らしいことだ。
『それでも来た道』 柴田淳

無責任すぎる愛でもいい 一瞬で消える温もりでいい
もう泣いたってかまわないのよって 抱いてくれないか
見えないものを見えると言える 強さがあった
なぜか涙があふれても それでも来た道
振り返るなと 立ち止まるなと 歩き続けても
この世に果てなどないと 本当はとっくに 気付いてたさ

自分のしてきた事に後悔はしていなくても、自分が正しかったかどうかがわからないというのは、自分が弱いからだろうか。無心ですがりつけるものが、どこかにあればいいのに。
『黒と茶の幻想』 恩田陸

本当に、心の底からその人の存在の全てを手に入れたいと思うような愛情は、せいぜい一人か二人だろう。でなければ、並の人間ではこころも身体も持たない。愛は何もかも貪り尽くす。そのあとには暫く草も生えない。

心の底からその人の存在の全てを手に入れたいと思えるような人を、もう一度見つけられるだろうか?それとも、そうではないところで穏やかに、自然に妥協してしまうだろうか?どちらにしても、あのときの揺ぎ無い感情を同じ形では獲得できないと思う。
『魔王』 伊坂幸太郎

「この国の人間はさ、怒り続けたり、反対し続けるのが苦手なんだ」

本当に日本人は飽きっぽいと思う。最初にお祭り騒ぎを助長するマスコミもどうかと思うけど、それにしても踊らされすぎだ。いつも変わらない確固とした自分の考えを持っていたいと思うし、その自分の意見が自分にとって正しいのか、矛盾してないか、常に考える意識を持っていたい。
『年下の女の子 - えいやっ!と飛び出すあの一瞬を愛してる』 小山田咲子

彼女の村上春樹評にウケた。
「うだつのあがらない男の子が、やれやれって言いながらエキセントリックな女の子とジャズをバックにセックスするんでしょ?」

たしかに主人公はやれやれってよく言ってるなぁ。
でも集約し過ぎだよ(笑)
『居場所 - えいやっ!と飛び出すあの一瞬を愛してる』 小山田咲子

私たちはみんな宿命的に自分以外にはなれないのに、自分が自分である重さを実感として手に入れるために必死にひとりになろうとしたり逆に誰かに必要とされようとあがきながらしか生きていけないのは、せつない。

そうやってあがいて、せつない思いをすることで自分の幅がひとつ大きくなるようなと思う。でも、歳をとるにつれてそのせつなさがより宿命的なものに感じられるようになる気がする。
『ノルウェイの森』 村上春樹

「ビスケットの缶にいろんなビスケットがつまってて、好きなのとあまり好きじゃないのがあるでしょ?それで先に好きなのどんどん食べちゃうと、あとあまり好きじゃないのばっかり残るわよね。私、辛いことがあるといつもそう思うのよ。今これをやっとくとあとになって楽になるって。人生はビスケットの缶なんだって」

人生がビスケットの缶かどうかはともかく、色々と辛い経験をすると物事には様々な捉え方があるんだと経験的に感じられるようになる。それはその後の人生に大きなプラスになる気がする。
『月とナイフ』 スガシカオ

いつかまた あんなふうに誰かを憎むのかな
だとしたら もっともっと
だきしめて トゲのように心にささればいい
あなたに ずっとずっと残ればいい

この行き場のない、あきらめのような、悲しみのような気持ちをずっと忘れてほしくない。
時間が経つにつれて、それを自分なりに解きほぐしていってくれるのならばいいけれど。
『【映画】INNOCENCE イノセンス』 押井守

「今の自分を幸福だと感じるか?」
「ええ、まぁ。」
「人は概ね自分で思うほどには幸福でも不幸でもない。肝心なのは望んだり生きたりすることに飽きない事だそうだ。」
「何の話です?」
「最近のあいつを見ていると、失踪する前の少佐を思い出す。
『孤独に歩め、悪を為さず、求める所は少なく、林の中の象のように』」

精神も身体も疲れきっている時でも、望むことをあきらめたり投げ出したりしなければ、進むべき道はいつかきっと鮮明に見えてくる。
『Any』 Mr.Children

今 僕のいる場所が 望んだものと違っても
悪くはない きっと答えは一つじゃない
「愛してる」と君が言う 口先だけだとしても
たまらなく嬉しくなるから それもまた僕にとって真実

真実は、同じことを指していても、人それぞれにみんな違う。
だからこそ、怖さがあるし、食い違いが突然浮かび上がってくる。
二人にとっての真実を、いつもお互いに同じものに近づけていくことが出来ればと思う。
『雲路の果て - ALBUM【ラプンツェル】』 Cocco

この目さえ
光を知らなければ
見なくていいものがあったよ
からだが
あなたを知らなければ
引きずる想い出もなかった

もうすでに知ってしまった大切な想いは
忘れることは出来ないし、
ましてやなかったことになど出来るはずもない。
でも、痛みを伴ったその想いは、自分にとって
とても大切な財産になっていくと思う。
『1973年のピンボール』 村上春樹

「おやすみ。」とジェイが言った。「ねえ、誰かが言ったよ。ゆっくり歩け、そしてたっぷり水を飲めってね。」
鼠はジェイに向かって微笑み、ドアを開け、階段を上る。街灯が人影のない通りを明るく照らし出している。鼠はガードレールに腰を下ろし、空を見上げる。そして、いったいどれだけの水を飲めば足りるのか、と思う。

人間関係とか、自分では結構どうしようもできないことで疲れているときにこの文章を思い出す。あせらずに、ひとまず落ち着いて考えよう、と。
『Wonderland - ALBUM【Peace of Mind】』 稲葉浩志

僕がいつか捨てたガラクタを磨いて
ぴかぴかのそいつを抱いて
君はただ笑ってる
フツーに笑ってる

今考えると、あの人が大事に持っていたのは私が捨てたそんなガラクタのようなものだったのかもしれない。今となってはわからないけれど。
『寡黙な死骸 みだらな弔い - トマトと満月』 小川洋子

特別癖のない文体だった。奇抜な人物も目新しい場面も出てこなかった。ただ、言葉の底にひんやりとしたさざ波が立っているような物語だった。それはひとときも休むことなく、さわさわと僕の胸を浸した。

小川洋子さんの文体そのものを簡潔に表した文章だと思う。この感触に無性に浸りたくなって、思わず手にとってしまう。私にとって、小川洋子さんの本はそんな泉のようなモノだ。

DSK.

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