高銀だって言い張るのは、そもそも高杉が道場破りして銀時さんに勝負を挑み続けたからかな。
それまで銀時少年は、剣の強さ=相手を打ちのめす剣の力量だと信じていた。松陽先生に勝てないのは力量が足りないからだと諦めていたと思う。
ある日高杉が現れて、何度打ち据えてもやっつけても諦めずに現れ、自分に挑み続けるその姿に知らなかった強さを認めることになる。
気が付いたとき、銀時少年は初めて、松陽以外の同年代の少年に一本取られることになった。そしてたぶん、このとき高銀は終生のライバル、ひとふりの刀になったんだと思うよ。
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