
どんどんと本の話が続く。
画像は以前から読みたかった本で、市橋達也著「逮捕されるまで 空白の2年7ヶ月の記録」だ。
世間を騒がせた、あのイギリス人女性殺害事件の犯人、市橋達也が書いた逃亡記録である。
自分の口をはさみで切って顔を変えるとか、ちょっと普通では考えられない行動を淡々と描いているし、逃亡の行動範囲が非常に広くて、潜伏先での様子や気持ちがよく分かる。
また、被害者に対する謝罪が、あまり語られていない点も、逆にリアルで現実感がある。
文章も上手いし、中身も面白い。あっという間に読んでしまった。
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