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大寒や 三月の陽気 染み渡る 冬の力は 何処へ消えたか
凍て路行く 犬の足跡 染みゆけば 寒さ忘れて 跳ねる姿よ
粥を噛む 七草の香に 思い馳せ 一年の道を 胸に描けば
年明けて 気づけば五日 瞬く間 時の流れに 追われる日々よ
初日の出 希望を照らす 山の嶺 新しき道に 足跡刻む
年の暮れ 過去をそっと 切り離し 未来を迎う このひとときに
賑わえど その人波に 怯えつつ マスク越し見る 年の瀬の街
仕事納め 背伸びひとつで 心軽く 新たな道に 歩みを進め
屋台には 寒夜の人が 集い寄る 一椀の中 ぬくもり灯る
外れれば 世知辛き世に 帰るけど 夢追う心 生きる糧なり
降り積もる 白銀の中 音もなく 聖夜の灯り 心を包む
渚には 静寂包む 夜の海 二人の未来 語らぬままに
昼短く 夜の帳が 深き頃 幸運の芽は 冬に目覚める
郵便の 値上げ知らせる 風の声 賀状仕舞とて 筆を置く夜
富士仰ぐ 背中に映る 廃都かな 枯野に響く 風の音のみ

村雨

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