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【トル主】きっと、これが永遠の別れ。お互いにわかっていた。未来も世界も開けた現在(いま)を生きる君と…閉じた過去(いま)に残る自分。繋がりがあるからこそ、想いを自覚していても決して口にせずにいたんだが…。『君が 』互いの姿が白く溶けて消える前に告げた言葉は果たして…。 #1日1SS
【トル主】いつの間に居眠りしていたのか、ふっと意識が浮上した瞬間に聞こえる小さな声。「トルワドさんが……好きです」それは、紛うことなき彼のもの。目を開ける前でよかったと思う己が、今すぐ目を開けてしまえと叫ぶ己を制しなかったことにしてやり過ごす。悔しさをそっと握り締めて…。 #1日1SS
【2幼馴染】「がんばれー!」「がんばれっ!」姉弟の両隣からの応援を受けながら、ぼくがジッと見つめるのはフォークの先に刺さるオレンジ色のアレ。嫌いなものは嫌いなままだという思いもある。けど、逃げ続けては何も変われないんじゃないかと思ったから。さぁ、大きな口を開けて。いざ! #1日1SS
【シュウ2主】彼こそが新しい国を統べる王に相応しい。…自らの判断が誤っていたかもしれないと気づいたのは職を辞するため、玉座に座る主へ頭を垂れた時。「だめだよ?」言葉と共に笑顔が落ちる。「シュウだけはずっと僕の側にいてくれなきゃ」…あぁ。遠くない未来に壊れた玉座が見える。 #1日1SS
【ゼフォ主】これでボクの役目ももう終わり。人の姿を保っていられなくなったボクの居場所をキミが知っているはずはないのに、知らないままに“ボク”に寄りかかって泣いてるんだから…ホント、やめてよね?もうボクには慰めることすらできないんだから。泣かせているのは他でもない――ボク。 #1日1SS
【トル主】あとどれくらいの時間があるかわからないが、これが彼と過ごせる最後の時。ゼフォンという少年の言葉を聞いてから頭を占めるのはそのことばかり。どちらともなく合わさった視線を離すことができず、お互いの手を握りしめる。ほろり、と君からこぼれた涙は俺と同じ色で染まっていた。 #1日1SS
【トル主】あとどれくらいの時間があるかわからないが、これが彼と過ごせる最後の時。ゼフォンという少年の言葉を聞いてから頭を占めるのはそのことばかり。どちらともなく合わさった視線を離すことができず、お互いの手を握りしめる。ほろり、と君からこぼれた涙は俺と同じ色で染まっていた。 #1日1SS
【トル主】「わざわざお裾分けをありがとうな」砦で作ったという焼き菓子を持ってやってきた少年にトルワドはニコリと微笑む。急いで来たのだろう。その頬には白い粉がついていて、自分にそれだけ会いたいと思ってくれた気持ちが見えているようなそれを指でそっと拭ってやる。「ついてるぞ」 #1日1SS
【クレトラ】起きていても寝ていても瞳から消えないあいつの姿。どんだけあいつのことが『好き』なんだよと心の中でツッコミを入れる。それもこれも全部、幼馴染を超えちまったこの『想い』のせいだ。叶えようなんて思っちゃいねぇ。けどよ。すぐ傍で。隣で、見ていることだけは…許してくれ。 #1日1SS
【坊2主】ひとりで旅をしていた時は今にも暴れ出しそうだった紋章が君に出会ってから噓のように落ち着いた。彼の持つ真の紋章のせいかと思っていたけれど、どうも違うと気づいたのはつい最近のこと。「君は僕の精神安定剤なんだから」事実でもあるソレに隠した本心はまだ僕だけが知るところ。 #1日1SS
【トル主】結界が消えたその日、世界は別れた。100年前を生きる人と出会えたことが奇跡。…わかってはいるんだ。それでも、あなたと共に生きる未来を諦められない。1度目の奇跡をぼくという存在が引き寄せたなら、絶対にもう一度掴んでみせる。そして、ふたりで新しい物語をはじめるんだ。 #1日1SS
【坊2主】「君も強情だねぇ〜」「どっちがですか。ぼくは何度も断ってますー」執務机に座る彼はため息を吐く。「まぁ、そんなところも好きなんだけどね…」言いながら横へ並び、死神の鎌をその首に当てるかのようにフワリと腕を回す。「…覚悟していて?一生かけて口説き落としてあげるから」 #1日1SS
【クレイ】おれにとっての夜は静かなもの。しんとした部屋の大きなベッドの上で…ひとり。けど、今日からはこれが日常になるんだ。トラップの笑い声を聞きながらふとそう思った。こいつの家に泊まった時の騒々しさよりは全然静かだけど…おれの知っているのとは違う、旅立って“初めて”の夜。 #1日1SS
【シュウ2主】王様になっても城出を繰り返しているのは、書類仕事が嫌いってのを含めて色々理由はあるけれど、一番はぼくをここに引き止めているあの人の気持ちを確かめずにはいられないからだ。追いかけて、捕まえて。ぼくを逃さないで。あなたが旅立つその日にはぼくも一緒に連れていって。 #1日1SS
【ルック+α】はじまりは、たったの一滴。真っ白な紙の上に真っ黒なインクの染みが広がるように、夜がくるたびに浸食を広げる灰色の夢。悪夢の一言で片付けていたそれが、ぼくの中では夢でなくなったのはいつだったか。「ルックさま…」呼び声に頷いて、ぼくは未来(さき)へと歩き出す。 #1日1SS

リューラ

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140字SS等の創作倉庫。ジャンル色々ごった煮です。

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