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【シュウ2主】いつも隣にいてくれたこの人の心が見つけられない。通じてたと思った。同じ気持ちだと思ってた。なのに、伸ばしたその手は宙ぶらりんだ。…何で?どうして?あれは嘘だったの?ぼくが好きになったあなたは…幻だったの?ねぇ、教えて。この想いはどこにいけばいい…? #1日1SS
【シュウ2主】先を歩く背中をゆっくりゆっくり追いかける。それでも離れていかないのは、シュウが時々景色を見ながら振り返ってぼくを待っていてくれるから。潮の香り。寄せる波の音。シュウの靴音。ぼくの足音。全部が奏でる歌を聴きながら、温かな冬の日差しの中で過ごす幸せな休日。 #1日1SS
【シュウ2主】叶うはずのない未来。それでも夢を見てしまうのは、その笑顔におれが囚われているからだろう。それでも手を離すことを選ぶのは、それが彼のためになると知っているからだ。…同じ道を歩けなくとも構わない。どこにいても、お前が笑っていてくれるなら。それだけで…いい。 #1日1SS
【シュウ2主】ぼくの手に戻ってきた大切なもの。全く同じじゃないけど、これを取り戻すためにもぼくは立ち上がったはずだった。なのに、なんでか笑顔が固まって、前みたいに笑えないんだ。…理由はわかってる。あの日あの時。見送ったあの人の背中が、目に焼き付いたまま離れないんだ。 #1日1SS
【坊2主】太陽が西に沈んでしばらく。今日の空を支配しがちだった灰色の雲から小さな滴が落ちはじめた。静かに大地を潤し続けるそれは、闇の中で小さく身体を丸めるティルの心を、水に触れた紙のように少しずつ浸食していく。早く…君に会いたい。“僕”の全てが崩れてしまう前に。 #1日1SS
【トラパス】あの笑顔がおれだけのもんにしたい。…なんて思ってても、なかなか見られねぇのはおれのせい以外の何もんでもねぇ。怒らせることしかできねぇなんて、ガキくせぇことばっかしてんのはわかってんだ。そんでも素直になれねぇもんはなれねぇんだから仕方ねぇだろ!…くそっ! #1日1SS
【クレパス】キラキラと。君がおれにくれた言葉が、夜空に輝く星たちみたいにずっと行く先を照らしてる。手を伸ばしてもいいのかと悩んでた。君を困らせたくはなかったし、うまくいかなかった時のことを考えたら怖 かった。それでも、その温もり他の誰かに渡したくはなかったんだ。 #1日1SS
【トル主/朝日】血は争えないな。ロルフは、澄んだ朝の空気の中で剣を合わせる相棒とその曾孫に目を細めた。朝日に照らされて刃と汗と同じ藍の瞳が煌めく。本来なら並び立つことのないふたりの関係については正直複雑ではある。けれども…。「君たちが決めたなら」何も言わないよ。 #1日1SS
【シュウ2主/朝日】急ぎ処理しなければならない書類の山が片付いたのは、空も白みかけた明け方のこと。寝ることは早々に諦めて、外の空気を吸おうと庭園へ出ると、そこで動く人影がひとつ。「…あれっ?シュウ?早いね」「…あなたこそ」その背の向こうに、輝く太陽が…昇る。 #1日1SS
【テッド/朝日】一歩先すらわからない暗闇の中、それでも生きるためには進むしかなかった。行き着く先もわからない。こんな生活が永遠に続くのかと思うと足が前に出なかった。そうして迷い惑い、結局また歩き出して。みつけてしまったんだ。まるで朝日のような…眩しくて温かな…。 #1日1SS
【シュウ2主/雪】(2)「…セイ?」あと数歩のところまで距離を詰められて顔を覗き込まれたら、逃げるに逃げられない。赤くなってしまわないように目線だけ逸らしたセイは、小さな声で言うのだ。「…雪うさぎが解けちゃって寂しくなって…」それが2匹いたとは告げずに理由を言えば、シュウは辺りをチラリと見て目を細める。そしてセイの身体をそっと抱き締める。「っ!」「俺はずっと傍にいる」腕の中の少年の耳が、側に転がる3つの実と同じ色に染まる。(終)
【シュウ2主/雪】(1)数日が経ち、雪は日陰に僅かに残るほどになった。並べて作った雪うさぎもすっかり解けて赤い実が残るだけ。雪国ではないのだから、いつかなくなると知っていても寂しいもの。なんとなくそこにしゃがみこんでいたら後ろから名を呼ばれる。「セイどの?…どうかいたしましたか?」慌てて立ち上がった少年は、周りの目があるからか敬語で話しかけてくる男に首を振る。「な、何でもないよ。大丈夫!」自分でもわかるくらいにぎこちない笑みにシュウが気づかないわけがない。→
【トル主/雪】厚い雪に覆われたヒオニ山の景色は今も昔も変わらない。100年前にいるのにまるでぼくらの時代にいる気がして来る。それはやっぱり、ぼくがこの人と同じ時間を生きたいと思ってるせいかな…。「フィル?」振り返ったあなたに駆け寄って。幻の現代(いま)を噛み締める。 #1日1SS
【坊2主/雪】僕よりも見慣れていそうなのに、まだ誰も足を踏み入れていない新雪に正面から飛び込む姿に笑みが漏れる。立ち上がった君の前には君の形の跡がひとつ。伸びた手の形を見てあることを思い付く。ドサッ!「マクドールさん!?」…ほら、こっちの僕らも手を繋いでるよ。 #1日1SS
【シュウ主/雪】珍しく積もった雪にはしゃぐのは子どもたちと一部の大人。1日中遊んだ後でセイはふと思い付く。辺りを見回して図書館横にかろうじて残ったいい雪を見つけた彼は、雪だるま程大きくない雪のうさぎを2羽作って並べた。大小のそれに微笑むのは、一体誰と誰を重ねてか…。 #1日1SS

リューラ

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140字SS等の創作倉庫。ジャンル色々ごった煮です。

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