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鳥居の向こうに、夜へ続く橋がみえる。


無意識に踏み出した足が、木でできた橋の床をこか、と鳴らす。
夜風が不意に髪を攫った。
次の瞬間、弾けるように、体を覆っていたたくさんの異形が剥がれ飛ぶ。
黒い、黒い空には星が瞬いている。
「あ……」
思わず声が漏れた。空を割るように、大きな、大きな、流れ星。
背後で、さく、と草を踏む音が聞こえた。

「おうし座流星群の北群がな、ちょうど極大なんよ」
聞き覚えのある声。
「おかえり。結構時間かかったなぁ」
見覚えのある顔は、涙でぐしゃぐしゃだった。


「ただいま」

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フジモリ

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兄のめーちゃん、姉のお嬢・姉さん・姐さん、ルカの6人兄弟の末弟。
子分のねここに歌を指導中(?)。
敵はリンゴと直射日光。
好きなものは猫と初音ミク。

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