hotaton mini ほてとのﾂﾎﾞﾔｷ

2020/05/28(木)

そりゃまあ「ゲゲゲの鬼太郎」とかね、「ブラックジャック」とかね。こういう有名なシリーズであればそういうこともあるでしょうけどね。

考えたらハンタみたいに、違う制作会社で二回アニメ化されて、声優さんも一新されて、というのはなかなかチャレンジングな試み。
どうしても第１作と比べられるし、すでに固定ファンもいるし。
自分も実は、旧のハンタのイメージ強くて新は繰り返し見る、ていうﾄｺには行けてないね。

潘さんが新人ということで、いろいろやりにくかっただろうけど、伊瀬さんのプロ意識が勝ったんだろうね。あとは脇を固めるクラピカ、レオリオ、ヒソカなどがベテランていうことも。

なるほど

ゴンを潘めぐみサン、キルアを伊瀬さんが演じたのは、潘恵子さんの存在があったこと、伊瀬さんがすでに芸歴がそれなりにあったという事実を踏まえてなんだな。
ジンの子供でハンターを目指すことに必然性がものすごくあるゴンと、子供なのに暗殺エリートでオトナの世界で生きてるキルアと。
有名な声優さんの娘というプレッシャーも大きいだろうけど、いきなり主演というのもきっと重かっただろうなあ。

けど、たぶんキルアはゴンなら何でもいいんだよね。

ワガママだろうが無鉄砲だろうが。自分のことを顧みなくても。
だからそのぶん、ゴンのためにって頑張れるんだろうな。

まじでお母さん？？？みたいだわ。
けど、他に仲いい子作ったら嫉妬するかもしれないんだよね？？(映画「ファントムルージュ」によると。）

人生ってさ
あのときああすればよかった、こうすればよかったって思うことの連続。

でも、意図しないで行った出来事の果てにすばらしい出会いもあったりする
人生万事塞翁が馬だったりもする。
キルアくんも妹を護る人生のなかで是非、楽しみを見出してアルカちゃんと分かち合い、堪能してほしい。

もしもキルアがゴンと再び旅する時が来るとしたら、ゴンがもうすこし、精神的にキルアと釣り合うくらい成長しないとね。キルアがつらたんよ。

だってゴンはもう、命が助かって元気だし、今はキルアとは違うものを大事にして生きてる、とキルアは理解してるから。

「やりたいことを探す旅」

ジンに会って、その目的を果たし、次は何をめざすのか全く見えてこないゴン
ゴンと別れ、アルカとナニカを伴って、彼女らに世界を見せて回る旅路に就き、彼女らを人生賭けて護る決意をしたキルア

うーんやっぱキルア君中二病やなｗｗ

あくまでもゴンキル脳は封印して考えてるｗｗｗ

ゴンキル脳はあくまでもベースを流れる要素のひとつ。
「友達」という甘い響きと、「護るべき存在」のどちらを選ぶのか、キルアはまあ、原作筋で考えれば妹を選ぶのは目に見えてる。

ゴンには善悪の境界がない、ということですけど、
クラピカ、レオリオがいる協会と、キルアが与する暗黒大陸の外部組織とだと、おそらくは間違いなく協会につくでしょうね。

キルアが護りたいものと協会がハントしたいもの、これが一致する以上は。

でも、このキルアをこそハンタのメインストーリーにしっかり戻すのが冨樫先生のウデの見せどころです。
ナニカがゾルディック家の庇護から出たことで協会ぐるみのお尋ね者になるとか、ぐうぜん人を捻じり殺す因果を掴まれるとか、そういう理由でもあればキルアはたとえゴンが相手でも、協会を敵に回すだろうし。
いみじくもクラピカが伏線張ってたね、「味方の間は、な」とか。

だってキルアにとってはようやく見つかった「自分のやりたいこと」だもんね？

もしもアルカとナニカをゾルディック家含む全ての災いから護る、この使命がなければ、キルアは今度こそ自分の存在意義を見出せないよね？
ましてやほぼ死人だったゴンを生き返らせる人外の力を持ってるし、言うまでもなくハンタ界の最強キャラだもんね。

で、日が変わったよと。

以前はアルカちゃんが精神的に自立して、キルア君を自由にしてくれればゴン君のとこに戻れるんじゃね？とか軽く考えていたけど、
時を経て、まあ自分もいろいろ経験してｗｗゴンキルからも一旦、距離を置いて再び再燃してみて思ったけど、

キルアくんはもう、アルカちゃんとナニカちゃんから離れないんじゃね？って思う。

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