ゲイ男性の恋愛を扱った悲劇的な映画としては「ブロークバックマウンテン(2005)」を思い出すけど(こっちも途中で片割れが死亡する)
「エゴイスト」も片割れが亡くなる悲劇ですがテーマとしてはBMとは違って「人間の持つエゴイズム」。
ラストシーンとしては「ブロークバックマウンテン」のそれは何度観ても泣けるのですが、エゴイストも意味は違うけど胸に迫るものがあります。
そう、イニスはあの後も生きていったと思えるけど、浩輔さんは…。と心配になる。
エゴイズムはつまるところ相手がいないと成立しない、それが真理だから。