そしてある意味一番、クリスティ作品で恐ろしいのが「春にして君を離れ」。
クリスティは推理小説で有名だけど、別名義で女性視点の心理小説書いてたらしく。これ、ルブランもそうだった？元は推理畑じゃなく心理小説書いていたってとこ。
「春にして」はとある女性が家庭に恵まれ何不自由なく幸せに生きる内容なんだけどその実、だれにも愛されていない孤独を描いてる。それがどうしてなのか、切々と描写されてて、でも本人だけはそのことに気づかず生きてる、そんな内容だった。

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