横溝正史作品はとにかく、胸くその悪くなる設定とか展開が多いんですけど、だからこそ離れられない魅力があるんだ…✨
そのなかでも「悪魔が来りて」は群を抜いてる。「悪魔の寵児」も胸くそ最悪ですけどちょっと意味合いが違うかな?
とにかく「来りて」の方は犯人が可哀そうすぎて、救いがなさ過ぎて悲惨すぎて同情しちゃうレベル。被害者の醜悪ぶりが半端ないww
何ていうのか、横溝正史作品は「犬神家」とかビジュアルが有名すぎて、そういうイメージが先行しちゃってるけど実は横溝先生の文章ってときどき抒情的で感動的ですらある。